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テスラ・モデルS、4ドアセダンEVの非公式最速記録を樹立

日々進化を遂げる電気自動車の走行性能は走行可能距離だけでなく、速さもどんどんと追求されてきました。ドイツの大手自動車雑誌である「Auto Motor und Sport」はテスラ・モデルSがニュルブルクリンクにおいて4ドアセダンEVの最高記録を非公式で更新したと伝えたようです。

ポルシェ・タイカンを上回る記録

今回テスラ・モデルSはドイツにある世界的に有名で伝統のあるサーキット、ニュルブルクリンクにおいて7分23秒というコースレコードを更新。この記録は非公式ながらも4ドアセンダンの電気自動車として、最速タイムとなります。ポルシェが発売する4ドアEVセダン「タイカン」も8月26日にニュルブルクリンクで走行を行っており、7分42秒のタイムを叩き出していました。モデルSは、アメリカ・カリフォルニア州にあるラグナ・セカサーキットにおいても4ドア車としての記録を更新しており、高い走行性能を示しています。

そういった結果ではあるもの、タイカンは走行時に通常のロードタイヤを使用しており、モデルSがニュルで行なった走行の際にはレーシングタイヤが使われていたとの報道も。また、モデルSのこの記録は量産モデルを用いた記録でもないとみられ、純粋な比較ができない部分もありますが、実際に走行性能が向上してきていることは事実でしょう。

EVセダンとしてのそれぞれの性能

今回の記録は現行モデルでの記録でないといった見方が強いですが、2012年に販売が開始されたモデルSは、十分な性能を量産モデルにおいても誇示しています。グレードによっての差はあるものの、最高グレード車では最高速度261km/h、0-100km/hまでの加速を2.6秒で行うといった十分なスペックです。航続距離も約590kmとトップレベルの距離数を誇ります。

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ポルシェとしては初のEVとなるタイカンも、かなりの性能が詰め込まれたセダンです。最上グレードとなるTurbo Sには93.4kWhのバッテリーが搭載され、航続可能距離は450km。最高速度は260km/hで、0-100km/hまでの加速を2.8秒で行います。

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どちらも4ドアEVセダンとしては、十分な性能を持っているといった印象を受けるもの。そういった中でも今回の記録は、両者の今後を左右するブランディンのためにも、大きな影響を与えることになりそうです。

参考:Tesla Model S reportedly laps Nürburgring way faster than Porsche Taycan(mashable)
画像出典元:Tesla プレスキット
画像出典元:World premiere of the Porsche Taycan: Sports car, sustainably redesigned(Porsche)