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フォルクスワーゲンの新EV工場が中国で完成! − 電化戦略の要となる施設に

ここ最近、フォルクスワーゲンのEVに関する動きの勢いは強く、多数の発表が短い期間で行われています。そんな中、また新たなニュースが飛び込んできました。

フォルクスワーゲンは、SAIC VOLKSWAGEN合弁会社がEV生産のための新工場を中国・上海で完成させたことを発表。中国国内だけでなく世界的なEV戦略のためにも、重要な施設になるとみられます。

フォルクスワーゲン 中国・安亭の新工場

今回完成したのは電気自動車向けの工場で、フォルクスワーゲンのEVプラットフォームであるMEBをベースとしたEVの製造が行われる工場となります。工場自体は年間30万台もの生産能力を誇るとみられ、中国のeモビリティ戦略として非常に重要な役割を果たすことになりそうです。

将来的にはこの工場において、グループ内の様々なブランドへ向け、MEBプラットフォームベースの車両が製造される予定。2025年までに、異なるブランド、最大15のMEBモデルの中国における生産を増加させる計画で進められています。

デジタル化された中国・安亭の新工場

中国におけるフォルクスワーゲングループのこうした新たな動きは、中国国内の自動車産業全体のグリーンファクトリー、スマートファクトリーの新たな指標の一つともなると期待されています。

より効率的な作業が行えるようにも工場内はデジタル化が進められていて、これまでの従来の工場に比べ、より広いスペースを確保することが可能となったよう。そのため、今回の新たな工場では、同時に6つの異なる自動車プロジェクトを並行して進行させることが可能です。

フォルクスワーゲングループのEV目標

フォルクスワーゲンでは、2028年までに全世界で合計2,200万台の電気自動車の販売を進めることを目標に取り組んでおり、電気自動車の車種も2028年までに70車種を発表することも公表されています。当初は50車種の発表を目標にするとしていましたが、そこから20車種も増え、最終的には70車種の発表が目標とされている状況です。

そんな生産目標台数2,200万台のうち、50%以上の電気自動車が中国製の車になるともされていることから、この工場は非常に重要な役割を果たす工場の一つとなることでしょう。安亭の新工場では、2020年10月より本格的な生産が開始される予定です。

参考・画像出典元:Volkswagen starts pre-production in first plant purely focused on e-mobility in China(Volkswagen)