ID.3
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フォルクスワーゲンのID.3がついに製造開始! − 製造工場は欧州最大のEV工場へ

EV開発に積極的なフォルクスワーゲンが、いよいよ本格的にEVの量産製造を開始しました。11月4日、ドイツにある同社のツヴィッカウ工場で、新たな電気自動車ID.3の製造を開始。2028年までに全世界で、約2,200万台に及ぶ電気自動車の販売を予定しているフォルクスワーゲンとしては、普及に向けた大きな一歩となりそうです。

ID.3 製造開始セレモニー

ツヴィッカウ工場では製造開始に合わせて式典が開かれ、ドイツのメルケル首相も出席。メルケル首相や多くの関係者に見守られながら、初の量産製造車が組み立てラインをロールアウトしていきました。またこの模様はネットでも生配信が行われ、IDブランドとしての新たな挑戦の幕開けは、多くの方へ同時に届けられました。

ID.3 製造開始に合わせ巨大工場へ

これまで大型の自動車製造工場であったツヴィッカウ工場は、今回の製造から完全な電気自動車向けの製造工場へと生まれ変わる形となります。移行に伴って投入されたお金は12億ユーロにも及び、欧州最大規模の電気自動車工場で、最も効率的な工場となるようです。

工場内には約1,700台に及ぶロボットと、無人輸送機などが製造工程を自動化させ、より効率的な製造を可能としています。2020年には約100,000台の電気自動車を既に生産予定としていて、2021年から毎年最大330,000台の電気自動車が出荷される見込みです。

ID.3のとは

フォルクスワーゲンのEVプラットフォームであるMEBをベースとして製造が行われるID.3は、フランクフルトモーターショー2019で発表されました。3種類用意されたバッテリーの中から、最大のバッテリーサイズを選択すれば、約550kmにも及ぶ走行を可能とする電気自動車です。MEBをベースに設計が行われていることから、長距離走行を実現していることはもちろん、広い車内空間を生み出すことも可能としています。

ID.3の発売

そんなID.3は2020年夏頃にヨーロッパ全土で発売が開始される予定。世界ではすでに、約35,000人もの希望者からの予約を獲得していて、事前の予約保証金の支払いも完了しているとみられます。新しいeモビリティとしてどのような役割を担っていくのか、実際に販売が開始される日が待ち遠しくなってきました。

参考・画像出典元:Volkswagen initiates system changeover to e-mobility – Production of the ID.3 starts in Zwickau(Volkswagen)