eCanter
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三菱ふそう、電気小型トラック「eCanter」北陸地方へ初納車

三菱ふそうトラック・バス株式会社は2019年7月29日、新潟運輸株式会社へ小型の電気トラック「eCanter」を2台納車したことを、公式ページで発表しました。今回の納車はeCanterの北陸地方初の納車となります。

初の量産小型電気トラック「eCanter」

今回納車されたeCanterは、2017年9月にアメリカ・ニューヨークで発表された、世界で初めての量産小型電気トラックです。三菱ふそうが開発をした同車は、日本、ヨーロッパにおいて9万km以上の徹底したテストにも合格しており、安定した性能が証明されています。

航続距離100km以上を実現

eCanterの航続距離は約100〜120kmとなっており、街中での配達業務等への支障がない距離を実現しています。バッテリーには1つ13.8kWhの容量を誇るリチウムイオンバッテリーを6個詰め込んだバッテリーパックを使用。総貯電量は82.8kWhです。車体右側には充電口が準備されており、普通充電と急速充電に対応しており、充電するのにかかる時間は普通充電で最長11時間、急速充電では最長1.5時間となっています。

電気モーターの最高出力は115kW。最大トルクは390Nmで、同クラスのディーゼルエンジンをしのぐと謳われるほどの安定した力を発揮します。ドライブモードもP・D・N・Rの4つが準備されており、シンプルで直感的に動き回ることが可能です。

三菱ふそうのEVブランド「E-FUSO」

三菱ふそうは2017年にEVトラックとバスの専用ブランド「E-FUSO」を立ち上げました。東京モーターショー2017において発表された同ブランドは、全車種の電動化に向けた取り組みを明確にするものでもあり、老舗自動車メーカーとして未来を見据えた大きな一歩と言えます。1947年に40kmの航続距離を実現する電気バス「MB46」を発表し、1995年には「Canterエコハイブリッド」の1号車を発表するなど、長い歴史を持つ三菱ふそう。培ってきたトラックやバスに関する高い技術がEV車へも今後さらに反映されます。

2017年より関東・中部を中心に国内の顧客向けに販売がされている「eCanter」。今回の納車は、環境面への期待だけでなく、従来のディーゼル車と比較してエンジン音が静かで振動も少ないため、ドライバーの労働環境の改善といった面でも期待がされています。

参考:三菱ふそうのEV小型トラック『eキャンター』、北陸地域に初納車(Response)
画像引用:三菱ふそう
画像引用:E-FUSO