e-Beetle
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独・VW、「ビートル」のEV化モデル「e-Beetle」発表

丸みを帯びた見た目が「カブトムシ」のようなフォルクスワーゲン の「ビートル」。このビートルが新たな形で生まれ変わります。9月5日、VWは自社の歴史ある車両「ビートル」のEV化モデルとなる「e-Beetle」を発表しました。新世代コンパクトカーとして発売されている同社の「up!」。そのEVバージョンとなる「e-up!」でのEVシステムをベースに改良されたe-Beetleは、航続距離200kmも可能になるとみられます。

e-Beetleの初披露は

今回発表のe-Beetleは、ドイツで行われるフランクフルトモーターショーでの初披露が予定されています。気になる性能ですが、現在発表されている情報からも、あのビートルをEVとして街中で楽しむには十分な性能であることが伺えます。フロアに搭載されたリチウムイオンバッテリーは14個のモジュールが組み合わされた形で、1つのモジュールで2.6kWh、全体を通した最大蓄電容量36.8kWhを誇り、航続距離は200kmほどです。高速充電にも対応しているとみられ、約1時間の充電で150km声のバッテリーを充電することができます。小一時間充電しておくだけで、気軽に乗ることができるとあって、ビートルを愛すクルマ好きにとっては特段、たまらない1台となるでしょう。車両重量は1,280kgで、最高速度は150km/h。4秒で50km/hへ到達し、8秒で80km/hへ到達する加速性能を誇っています。

e-Beetleの製造に関しては、パートナーシップを結んでいる「eClassics」との連携を図る形で進められています。VWではEVに関する部品やシステムを提供、eClassicsがEV化への工程を担当する形です。この技術を利用すれば、「Porsche 365」といった歴史的な車両のEV化も可能であるとしています。

日本企業が提案していた「EVビートル」

今回の発表を受け、電気自動車界隈に詳しい方ならビビッと来た方もおられるでしょう。実は日本でもEVビートルの販売を先に行っている企業があります。神奈川県横浜市のオズモーターズではコンバートEVという形でビートルのEV車両が販売されています。今回のVWの発表と、技術面における何らかの関係があるのか詳しいことは現時点で明らかではありませんが、オズモーターズのコンバートEVにもさらなる注目が集まりそうです。

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参考・画像引用:Premiere:New energy for the Beetle(VW)