Roadster
車種紹介

世界最速の電気自動車を目指す、テスラの新型ロードスター

2017年11月16日に、アメリカの電気自動車メーカー大手「テスラ」が初公開をしたEVスポーツカー「ロードスター」。2020年からの販売が予定されており、公式サイトでは予約も始まっています。2008年に発売された「ロードスター」の最新モデルとしても注目される1台です。

2008年に発売された「初代ロードスター」

テスラは2008年にロードスターの初代モデルを発表しました。電気自動車自体が今よりもまだ珍しい時代。当時の発売価格は約1480万円。全長3,946mm、全幅1,851mm、全高1,126.5mmで、走りを意識したサイズとなっています。バッテリーにはノートパソコンのバッテリーなどにも使われるリチウムイオン電池を、なんと6831個も詰め込んだバッテリーパックを搭載。バッテリーパックの重量は450kgにも及びました。通常、電気自動車のバッテリーには専用のものを開発するのが一般的ですが、テスラではコストを削減するためにもこの形をとっていたと言われています。

初代ロードスターの性能としては、航続距離約390kmを実現。当時の電気自動車としては長い時間運転を可能にする数字でした。停止した状態から時速100kmまで到達するのにかかる時間は3.9秒で、かなり高いレベルの加速性能を発揮しています。充電に関しても専用の充電器を利用すれば3時間半ほどでフル充電が可能です。

テスラCEO・イーロンマスクが経営する宇宙開発会社「スペースX」のロケット「ファルコンヘビー」の先端にも取り付けられたことで話題になった一台でした。

初代よりも高いパフォーマンスの「新型ロードスター」

冒頭でも触れました通り、2020年の販売開始を予定されている新型ロードスターですが、テスラとしては「世界最速を目指す車」ともしている同モデルは、非常に高いスペックを誇ります。

バッテリーには200kWhの大容量バッテリーを搭載。1回の充電で約1000km以上の走行を可能としています。先に発売されているセダン型電気自動車のテスラ「モデルS」の最大航続距離は、最高グレードのもので約540km。テスラ初SUVとなった「モデルX」の最大航続距離も約505kmとなっており、新型ロードスターのバッテリーの強さがいかにすごいものかが見て取れます。

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最高時速は402km/hを実現。停止から100km/hまで加速にかかる時間はなんと2.1秒。停止状態から100km/hまでの加速を初代モデルで3.9秒、モデルSのハイパフォーマンスモデルで2.7秒、モデルXのハイパフォーマンスモデルで2.9秒といった数字。非常に高い加速性能を持ち合わせていることがよくわかるスペックです。さすがは「世界最速を目指す車」と言えるでしょう。

関連記事:安全性と大容量が決め手の一台、テスラ初のSUV「モデルX」

「タルガトップ」を採用したテスラ「新型ロードスター」

現在発表されていることの中でも特徴的なのは、着脱式のガラスルーフを採用している点。「タルガトップ」と呼ばれるもので、オープンカーの形態のうちの一つです。車が好きな方はホンダの「S660」なんかをイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。全面的に開放するオープンカーのスタイルではなく、車のトップ部分のみが開放するオープンカーの形。着脱式のガラスルーフということもあって、天候やその日の気分、ロケーション等に合わせて、自分たちの好みで用途を使い分けれるのが魅力的です。

駆動方式はAWD駆動を採用しており、力強い走りを可能としています。また、テスラの高い技術力も感じることができる独自の半自動運転システム「オートパイロット」も完備するとみられ、いろいろな面で走りを楽しむことができそうな仕様。このオートパイロット機能は、360度見ることができるサラウンドカメラ8台と超音波センサー12台を組み合わせ、人や物、障害物を自動的に検知しながら運転をサポートしてくれるものです。

「新型ロードスター」は2シーター

2020年販売開始の新型ロードスター。初代ロードスターが4人乗りだったことに対し、新型では2シーターとなり、さらに走りを追求した形となります。現段階では2つのモデルが用意されており、1000台のみの初期限定車となる「ファウンダーシリーズ」と「通常仕様車」の2つ。ファウンダーシリーズの販売価格は、約¥28,400,000。その後に発売される通常仕様車が約¥22,700,000となるよう。どちらとも公式サイトで発表されている価格ではありますが、まだ確定しているわけではないようです。

電気自動車に関しての技術や、パフォーマンスがついにここまで来ているのかと楽しみにもなる一台。詳しいインテリアや、機能、性能等々まだ解禁されていない情報もありますので、今後どのような発表があるのかを楽しみに待ちたいですね。

Road ster(ロードスター)

テスラ ・ロードスター

0-100 km/h加速 2.1秒
1/4マイル加速 8.8秒
最高時速 400km/h以上
ホイールトルク 10,000Nm
航続距離 1000km
シート 4
駆動方式 AWD
ベースモデル:車両本体価格(未定) 約¥22,700,000
ベースモデル:予約金 ¥5,684,000
ファウンダー シリーズ:車両本体価格(未定) 約¥28,400,000
ファウンダー シリーズ:予約金(1,000台限定) ¥28,400,000

参考:テスラ新型ロードスター 2020年に発売!世界最速EVのスペックと最新動画、航続距離と価格予想(MOBY)
画像引用:TESLA公式プレス