C_Two
車種紹介

RIMAC C_Twoは驚異的な性能を誇るEVスポーツカー

車において速さを求めるならば、徹底した“空力設計”が必要になります。走行中に発生する空気によって生じるこの空力は、強い抵抗を発生させるため、適切な空気の流れを作ることが必要と不可欠。今回ご紹介するRimacのC_TwoというEVスポーツカーは、電気自動車として高いレベルの走りが行えるよう徹底した空力設計も行われています。

RIMAC C_Twoの空力

クロアチアに拠点を持つRimacが開発したこのEVは、驚異的なパフォーマンスを発揮します。その高いパフォーマンスを実現させるべく、C_Twoでは至る所で考え込まれた設計が。車体後方に取り付けられたリアウイングには、可変可能なウイングを採用。これにより、ダウンフォースをより強いものとし、トップスピードの安定性・持続性を高められるよう工夫されています。

車体の裏面、床下部分は通常、様々な配管や機器の関係で凸凹することが多いですが、このC_Twoでは真っ平らな設計に。それに加え、リア下部に取り付けられた左右対象のヘコみ部分が、車の下を通る空気の流れをよりスムーズなものと、冷気をバッテリーパックへ送り込むといったことも可能となるようです。

RIMAC C_Twoの空力設計は細かな部分にも

ホイールは軽量の合金ホイールとなっており、車の側面での空気の流れをよりスムーズなものへと変化させます。こうすることで、上記のようなバッテリーシステムへの送風だけでなく、ブレーキシステムへもタイヤ部分から、新鮮な空気を送り込むことが可能です。また、タイヤはピレリと共同開発した特注タイヤが使用され、高いグリップ力も体感できるでしょう。

LEDが用いられたヘッドライトとリアライトにも、独自の換気システムが。空気の流れはこうした細かい部分でも綺麗な流れとなるよう整えられ、ライティング性能向上にもつながる設計がされています。

RIMAC C_Twoのモーター

これらの徹底された空力設計に加え、力強いモーターシステムも、最高の走りを実現させるためには大切なポイントとなります。最高速度が412km/hにも及ぶC_Twoは、出力がなんと1,408kW。トルクは2,300Nmと桁外れの数値です。独立した電気モーターによって全輪駆動システムとなり、0-97km/hまでにかかる加速時間は1.85秒と驚異的な加速性能を誇ります。また、こうした早い反応や高いパフォーマンス性能だけでなく、半永久的にメンテナンスを必要としないほどのモーター寿命も魅力の一つといえるでしょう。

RIMAC C_Twoのバッテリーと航続距離

バッテリーは6,960個のセルからなる水冷式のバッテリーが用いられ、容量は120kWh。航続距離はWLTPで550kmと、かなりの長距離を走行可能とします。

RIMAC C_Twoのドラインビングコーチ

このクルマの魅力は独自のシステムにもあります。C_Twoでは「ドライビングコーチ」というシステムを搭載。このドライビングコーチではレーストラックをシステムへロードすることで、適切な走行ラインやブレーキングポイント、ステアリングの入れ方をシステムがレクチャー。仮想コーチ感覚で、ドライバーへの適切なドライビングテクニックをレッスンしてくれるようです。

RIMAC C_Twoの“走り”だけで無い車内

車内設計では走りも追求しつつ、ユーザーの利便性の確立と向上に向けた設計も一緒になされています。レイアウトは2シートレイアウトとなっており、電動調整可能なシートやステアリングがレーシングスタイル向けだけでなく、その他の走行用途に合わせて調整が可能。蝶のように大きく開くバタフライドアは、通常車のような側面だけ開放するわけでなく、屋根の一部までもドアの範囲とするため、上部も広範囲開く仕様となります。この設計によって搭乗者は、車に上から乗り込むかのようにストレスなく乗車することが可能です。

RIMAC C_Twoでは長距離運転も

レーシングスタイルだけでなく長距離での使用も考えられているため、車体後方にはトランクも用意。センターコンソールに用意されたタッチディスプレイや、助手席ダッシュボードに組み込まれた横長のディスプレイ、高解像度のTFTスクリーンの数々がドライバーの運転をサポートするだけでなく、より快適な旅となるよう様々な情報を映し出します。

RIMAC C_Twoでの先進運転

この他にもC-Twoには運転支援のための機能が。8台のオンボードカメラ、1組のLIDAR、12台の超音波センサーをはじめとした先進テクノロジーの数々が、ドライバーの運転を大きくサポート。ワイヤレスアップデートにも対応しているため、常に最新の状態でクルマを走らせることが可能となっています。

徹底した走行性能の追求の裏には、ユーザーの利便性や快適性のための工夫も多数盛り込まれ、C_Twoはこれまでにない全く新しいEVスポーツカーとなることでしょう。

参考:Rimac Automobili C_Two hypercar — A car alive with technology. (Rimac)
画像出典元:Press kit(Rimac)