LEAF
車種紹介

日産リーフの充電事情とは − 自宅での充電や蓄電池利用でより経済的に!

環境面や長期的なお財布事情面でも良いとされる電気自動車。ここ数年でその存在感も強くはなってきているものの、まだ本格的な普及へは時間がかかりそうな印象です。そんな電気自動車市場において世界的にも大きな販売実績があるのは、日産が販売しているリーフになります。

2019年に入ってからは、世界での累計販売台数が400,000台を突破しており、その数はEV史上初となる販売台数といわれるほど。今回はそんな日産リーフにおける充電事情についてを、詳しくまとめていきます。リーフ購入を検討している方は、ぜひ購入前の参考程度に見ていただけたら幸いです。

日産リーフとはどのような車か?

詳しい充電事情をお話しする前に、そもそも日産リーフがどのような車なのかについて触れていきます。世界初の量産型電気自動車として2010年に発売が開始されたリーフは、2017年に行われたフルモデルチェンジも相まって、より高いレベルでの走りを可能としています。最大5名までが乗車可能で、現在大きく二つのモデル展開がされており、62kWhと40kWhといったバッテリー容量の違いでモデルが別れている形です。

一番大きなバッテリー容量となる62kWhモデルでは、航続距離458km(WLTC)を実現しており、急速充電を行えばバッテリー容量の80%までを60分で充電可能。販売価格は¥4,239,400〜となっています。

少し容量が小さい40kWhモデルでは、航続距離が322km(WLTC)、急速充電によって80%までを40分で充電することが可能です。こちらは約100万ほど安い¥3,303,300〜の販売となっています。

詳しい車種紹介を知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。

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日産リーフでも使える急速充電と普通充電ってなに?

電気自動車には急速充電と普通充電の2つの方法があり、まずはこの違いについても軽く理解しておくと良いかもしれません。

急速充電とはその名の通り、充電時間を速くできる充電方法です。こちらの充電方法では、電気の強さを大きくすることで充電時間を短くしており、従来の充電時間に比べ大幅な充電時間のカットが行えます。場合によっては、非常に素早い充電ができることは魅力でありますが、その分だけバッテリーへの負荷も大きく、頻繁に使いすぎるとバッテリー寿命が縮まりやすいともいわれているのが一つの特徴です。

続いては普通充電。こちらは急速充電よりも弱い電気量となるため、それだけかなり長時間の充電時間となってしまいます。詳しくは後述の項目で解説をいたしますが、場合によっては10時間を越すような充電時間となることも。ですので、夜寝ている間に充電するなどして有効的な時間の使い方ができれば、急速充電に比べバッテリーへの負荷も低いため、長期的にみればお得な充電方法ともいえるでしょう。

日産リーフで走行中、街中で充電したいときには?

電気自動車購入時に気になるポイントとしても、街中にある充電スポットの話は、いざという時の安心感も考えれば気になる方が多いかもしれません。

現在、日産が公式に発表している充電器の数は、全国で30,200基にも及びます。こちらは日産独自の充電器だけでなくその他の充電サービスも合わせた数で、そのうち急速充電器が7,700基、普通充電器が22,500基全国に配置されているような形です。

まだ電気自動車を購入したことがなく、充電スポットがどんなものかご存知ない方は、イメージがつきにくいかもしれません。例えば、次のような光景を見たことがないでしょうか?大きなショッピングモールの片隅や、公園の駐車場、コンビニの駐車場をはじめとした公共施設やレジャー施設等にある「EV」「charging」などと書かれたゾーン。駐車スポットのすぐ脇に、充電用のケーブルと電気を流すための装置とが合わさった、まさに「ガソリンスタンド」にありそうな設備が用意されています。こうした設備が街中での充電スポットです。

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電気自動車を購入した際にはこのような充電スポットで充電が可能で、そのスポットに配置されている充電基の数が、上記の通り全国で約30,000基以上に及んでいる形となります。この充電スポットや充電基の数は年々増加傾向にあり、さらなる普及が見込まれるため、今後もその数は増えていくとみられます。

日産リーフを家で充電したいときは?

自宅での充電は付属される充電キットを用いて充電を行います。この充電キットも大きく2つのタイプが用意されており、供給可能な電力量が違います。それぞれの違いについても抑えていきましょう。

充電器は6kWhと3kWhの2つが用意されています。62kWhモデルを選択された場合には、前者の6kWhが料金内で付随してくる形です。それに対して40kWhのバッテリーモデルを選択された場合には、3kWhの充電キットが付随してきます。そのため40kWhのバッテリーモデルを選択されたユーザーの方は、オプションで6kWhの充電器を別途手に入れる形となります。

充電時間は、6kWhの充電キットで62kWhモデルを充電するなら、満充電まで12.5時間。40kWhモデルなら8時間といった充電時間です。一方で、3kWhの充電キットを利用して40kWhモデルの充電を行うと、満充電まで16時間ほどかかり、かなりの長時間での充電となってしまいます。

こうしたかなり長時間の充電となってしまうこともあるためか、日産の充電キットには3つの充電モードが搭載されています。1つ目の即充電モードでは、通常の充電を行いたい方がプラグを車に刺すことで、そのまま充電ができるモードです。続いてタイマー充電モード。こちらは、充電開始時間と充電終了時間を事前に設定することができ、電気代が安くなると言われている夜間の時間帯に設定することで、効率よく充電を行うことができます。3つ目はリモート充電です。こちらはスマートフォンをはじめとしたデバイスとの接続を可能とすることで、離れた場所からでも充電を始めることができます。

リーフで可能となる蓄電池システムもすごい!

リーフでは充電するだけでなく、蓄電池システムとして利用することも可能です。リーフに搭載されているバッテリーは長距離走行も実現させれるほどのかなりの大容量。そのため、一般的な蓄電池とはまた違った容量で、利用が可能となります。専用の機械を介すことで、家中に電気を行き渡らせることができるのです。

災害時にも活躍するものとなり、ライフライン寸断による電力供給遮断が発生した場合には、非常に心強い味方となってくれるでしょう。災害発生後実際に電気が復旧するまでは、場合によっては数日かかることもあるとされており、そういった側面からも、自治体への投入も行われているほどです。

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また、蓄電池としての活用方法は様々あり、夜間の間に電池を貯め、日中の生活においてリーフに貯めた電気を利用すれば、昼間の電気代を大幅に削減することができます。夜間は電気代が安いため、昼間に使用する電気量を削減できるのは大きなメリットでしょう。

また“蓄電池”であるといった特性を生かして、昼間にソーラー電池等の外部発電を利用しつつ電池を貯めておけば、貯めておいた電気を夜間に利用することもできます。こういった形で電気を使うことができれば、電気を生み出して利用するまでの工程をすべて自宅でできてしまうため、非常に経済的にも良いでしょう。

このように、日産リーフには様々な充電に関するシステムやサービスが用意されており、それらをうまく活用していけば、より快適な電気自動車ライフを送ることができます。リーフ購入をご検討の方は他の記事もぜひ参考にしていただきながら、ベストな選択を選んでみてください。

都内在住の方は、以下記事のようなシェアリングサービスによる試乗体験もおすすめです。

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参考・画像出典元:NISSAN LEAF